私がはじめてかんべさんを知りましたのは「釣りバカ日誌」か「学校」という映画でございました。とにかく魅了されたのを覚えております。なんだかとにかく一撃でファンになってしもたのでした。
先だってバリバラドラマで現場が一緒にであると聞いた時にはもううれしゅうて、実際現場で気さくに声をかけていただいたうえ、いろんなアドバイスをしてくださったことが今も昨日のように感じます。
いつも心配してくださっていて、声をおかけくださいます。
「聴いたろ会」という後援会主催の落語会にゲスト出演してくださったこともあります。漫才ブームのころテレビに釘付けでみていた「ザ・ぼんち」、まさかそのまさと師匠とご一緒の舞台に上げさせていただけるなんて夢のようでございました。
まさと師匠は、「どんなつらいことあってもかならず時代が変わって理解してくれる人も増えるよ、だからとにかくあきらめんこっちゃな、そしてぼくが要るときは言いなさい、いつでもどこでも行ってあげるから」と、もう信じられない暖かい言葉をくださいました。
またおさむ師匠も私に「がんばってるやんか。とにかく、おもろい、それでええんやで。おもろかったらええねんで。またなにかしよう」と漫才を終えて楽屋で休まれているところをお訪ねして外へ出たら、後ろからわざわざ走ってこられてそないなメッセージをくださいました。
NHKに「バリバラ」という障害者理解を中心に作られた画期的なバラエティー番組があります。こちらでご一緒させていただき、たいへんフレンドリーにしていただきました。愛ちゃんがMCをされていた「バリバラR」というラジオにも出してもらいました。
数年前、二人で「SHOW ONEグランプリ」のコントに挑戦しましてね、その時の愛ちゃんの言葉がわすれられません。「福点さん、私、実はコントで恋人役はじめてよ。なかなかこういうキャラだから純粋な恋人役ってこないのね、うれしーぃ!」
私もうれしくて、なんでこんなに美しい女性なのに純愛ものとかないねやろかいな、と不思議に思って、日本の社会でのジェンダー問題の根深さを感じた次第でした。
まあとにかくあんなビッグスターなのにこまやかな気遣いをされる方です。ピザなんか皆で食べに行くとすぐに私の分をとってくださり、手がよごれたよ、ってナプキン渡してくれたりやさしい方ですわ。
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