3月5日(木)夜8:00 NHK Eテレ「バリバラ」に出演します。

放送タイトル

進路相談室2

出演者

ぺこぱ 桂福点 ほか

案内文

若者の進路のお悩みに、バリバラ相談員が知恵を出し合い一緒に考える「進路相談室」第2弾!バラエティーに富んだお悩みを紹介する。「『決める』のが苦手で進路をどうしたらいいかわからない」「声優の養成所に入りたいが車いすだと無理と言われた」「常に体が痛く、起き上がることができない日もある病気だけど、看護師になる夢をあきらめたくない」――ゲストはぺこぱ!否定しない優しい突っ込みは若者の心にどう響くのか?

バリバラ放送予定のページのキャプチャ画像 動画へのリンク、番組のピックアップなど

再放送

3月8日(日)0:00(土曜深夜)

リンク

詳細は、バリバラの放送予定のページをご覧ください。

【延期(期日未定)】2020年4月4日(土曜日)桂福点と桜を見る会&落語を聴いたろ会@長岡京神足ふれあい町家

新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点から、参加者及び関係者の健康と安全に配慮し、延期(期日未定)となりました。

チラシ画像 満開の桜と青空を背景にした、桂福点と桜を見る会&落語を聴いたろ会のチラシ

日時

2020年4月4日(土曜日)10時~15時 延期になりました。

場所

神足ふれあい町家

〒617-0833 京都府長岡京市神足二丁目13-10
Tel: 075-951-5175
(地図はこの投稿の最後に掲載しています)

スケジュール

10時
神足ふれあい町家 集合

10時15分
お花見に出発。
旧西国街道を経て、勝竜寺城公園でお花見をし、ふれあい町家に戻ります。

※雨天の場合は、午前中の予定が変更になります。

雨天時は「桜を見る会」は中止し、集合場所の町家屋内にて「ふれあい町家(国登録有形文化財 旧石田家住宅)の歴史を聞いて触れ合う会」を行う予定です。

12時
昼食

13時~15時頃
落語会

出演者(予定)

桂 鹿えもん
宇宙亭きらら
桂 福点

定員

50名(申込先着順)

会費

2,000円(昼食代込み)

主催

福点落語を聴いたろ会
みらいかないサポート

お申し込み

下記のフォームよりお申し込み下さい。

(申し込みを締め切りました)

神足ふれあい町家

【中止】2020年3月28日 カレーなる落語会@天五カンティプール

大阪天神橋筋にございますカンティプールというカレー屋さんで、トークとカレーのお食事会を開催させていただく予定でございましたが、関係各所の指導により残念ながら中止となりましたことをご報告致します。

2020年2月15日 大阪日日新聞に記事が掲載されました。

2020年2月14日にJR西日本の職員の皆様向けに講演をさせて頂きました。その模様が大阪日日新聞に取り上げられました。

記事はこちらからご覧いただけます。
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200215/20200215052.html

【延期(期日未定)】2020年3月15日(日)神戸の“やさしさ”大発見! こうべユニバーサルデザインフェアで講演

新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点から、参加者及び関係者の健康と安全に配慮し、延期(期日未定)となりました。

チラシ画像 こうべユニバーサルデザインフェア

イベント全体の内容紹介

くらしの中のユニバーサルデザインを五感で体験してみませんか?

「こうべユニバーサルデザインフェア」は、UDの考え方を、より多くの市民の皆さんに伝えるために、日頃、UDに取り組んでいる企業や団体などが、その成果を発表し、互いに交流できる場であり、子どもから大人まで、高齢者も障がいのある方も誰もが気軽にご参加いただけるイベントです。

また、視覚障がい者への理解と気づき深めることを目的に、メインゲストとして視覚障がいのある落語家 桂 福点(かつら ふくてん)氏をお招きした講演会・創作落語と、東京2020パラリンピック正式種目であるゴールボールをはじめとした、視覚障がい者スポーツ3競技が体験できるイベントを研修館ホールにて開催します。皆様のお越しをお待ちしております。

桂福点の講演内容紹介

桂福点 講演会「出会いは出会いは心の光~障がい者理解をすすめるために~」【研修館ホール】

だれにでもやさしいユニバーサルな社会って何だろう・・・?
視覚障がいのある落語家 桂 福点氏が、自身のこれまでの歩みを振り返りながら、創作落語などを披露していただきます。

日時

3月15日(日曜)11時から12時 ※延期になりました。

場所

しあわせの村 研修館ホール

定員

150名(先着順、要事前申込、定員になり次第締切)

参加費

無料

申込方法

①名前、②年齢、③電話番号及び④手話通訳・要約筆記・託児サービス(有料、1歳~就学前児)の
希望の有無を明記のうえFAX、Eメール、お電話いずれかの方法でお申し込みください。

  • FAX:078-743-8180
  • Eメール:keieikikaku@shiawasenomura.org
  • 電話:078-743-8193

詳しくはこちらから、しあわせの村のページをご覧ください。

【開催中止】2020年3月18日(水曜日)桂福団治・芸歴60周年記念3DAYS@神戸新開地・喜楽館

本公演は開催中止となりました。

入場者全員に60周年記念千社札ステッカーをプレゼント!!

チラシ画像 桂福団治芸歴60周年記念3DAYS

日時

3月18日 13時半開場 14時開演
中止になりました。

出演

  • 桂 弥っこ
  • 桂 福点
  • 桂 梅團治
  • 桂 福楽
  • 笑福亭 仁智

仲入り

  • 口上
  • シンデレラエキスプレス(漫才)
  • 桂 福團治

料金(全席指定)

  • 前売一般:2300円/一般当日:2800円
  • 65歳以上:2300円
  • 障害者・大学生・高校生:2,000円
  • 小中学生:1,500円

会場・チケット・お問い合わせ

神戸新開地・喜楽館

住所:〒652-0811 神戸市兵庫区新開地2丁目4-13
TEL:078-335-7088

喜楽館のページはこちらからご覧下さい。

2020年2月24日(月曜日)桂福団治噺家60周年記念特別公演ウィーク@天満天神繁昌亭

日時

2020年2月24日(月曜日)14時から

場所

天満天神繁昌亭

出演

  • 露の棗
  • 桂福点
  • 露の団六
  • 桂福楽
  • 桂小文枝

(仲入)

  • シンデレラエキスプレス(漫才)
  • 露の都
  • 桂福団治

料金(全席指定)

  • 前売一般 2500円(当日 2800円)
  • 65歳以上 2300円(当日 2500円)
  • 身障者 2000円(当日 2200円)
  • 学生(25歳未満) 1000円(当日 1500円)

場所・お問い合わせ

天満天神繁昌亭

〒530-0041 大阪市北区天神橋2-1-34
TEL: 06-6352-4874

(アクセスのページはこちら)

2020年2月15日(土曜日)お気楽島 寄席

福点さんの似顔絵とお気楽島のイラスト日時

2020年2月15日(土曜日)

開場:17時半、開演:18時

場所

障害者生活介護事業所 お気楽島
(阪急淡路駅下車)

入場料

  • お弁当付き:2,000円
  • お弁当なし:1,000円

お問い合わせ

電話 090-4644-6059 担当:梅田まで

2020年1月7日(火曜日)天満天神繁昌亭 朝席に出演します。

開演日時

チラシ画像 火曜の朝席 2020年1月2020年1月7日(火曜日)午前11時

(10時40分 開場)

出演

  • 桂二豆
  • 桂福点
  • 笑福亭飛梅
  • 桂出丸
  • 笑福亭風喬「住吉駕籠」

料金

(全席指定)

  • 前売1,500円
  • 当日1,800円

場所

天満天神繁昌亭

〒530-0041 大阪市北区天神橋2-1-34
TEL: 06-6352-4874

(アクセスのページはこちら)

つれづれエッセイ 2019年12月2日

(まえがき)

私ほんまにいろんなところに出かけさせてもろて、たくさんの方に支えてもろて、楽しいことやらつらいこともあるけど、人生散歩道と思たら、いろんな季節の風景がございました。

そんなおもろそうなことがらや、忘れられんことなんかつれづれなるままにエッセイに書き留めとこかいなと思い立ちまして、ホームページにのせさせてもらいます。

おヒマな時につれづれなるままお読みくださいますとありがたく存じます。


「またきてつかあさい 鳥取盲学校の思い出」

ようきんさったなあ、どげんしんさっとっただあ、まあまあ、はようあがってつかあさい。

鳥取の言葉なつかしいひびきですわ。

私の祖母は鳥取出身で、ひいばあちゃんも鳥取で、母は幼いころ鳥取に疎開してたようで、

私もそんなことから子どものころ、夏休みには必ず鳥取に母と行きまして、浦富(うらどめ)海岸で泳ぎ、セミ捕りやら川遊びやらと、一昔前の子どもの夏休みを過ごしとりました。

それに私、子どものころからゲゲゲの鬼太郎が好きやったもんで、水木しげるさんの出身地であり、境港のある鳥取はまた別の意味で妖怪にまねかれるようで大好きな場所ですねん。

この鳥取でのお仕事をいただいたのが県立盲学校でした。

本番前日の夜、祝賀会を開いてくださいまして、先生方との交流の時間がございました。とても楽しくお酒を飲ませていただいたんですな。

みなさんの会話がのどかでした。

教頭「校長先生、今年はスイカのできは、どげんですかな」

校長「そうですな、まあええぐあいにいきよるけえ、大きいのができよるだら」

教頭「校長先生の畑でできるスイカは縞が横に入っとらんかな」

校長「気持ちがあらわれとるだらあか、ははは」

 

子どもたちの話題になると、学校での行事のあれやこれや、先生と生徒が一緒に取り組んださまざまなエピソードを先生方が再現フィルムのように生き生きとはなしてくれはって、心が溢れて暖かい。

こんな家族や兄弟みたいなつながりのある学校教育、いつまでも続いたらええのになと思って、なんや遠い思い出がよみがえるみたいで涙が出そうになってしまいましてな。

近年はどこの盲学校も生徒の数が少なくなってますんで、寂しい次第ですわ。

翌日、本番を迎え、鳥取盲学校に訪れてみまして、みなさんの元気な声に人数なんか忘れてしまいました。

わあわあ言いながら、小さな教室にいっぱいの小学部から高等部まで。さらに専攻科生の方、先生父兄の方、熱気があふれる中、どんどんちりりんと出囃子。生徒さんお一人お一人によるダジャレと小話の連発大喜利大会。

視力だけでなく発達にも障害をもっている子どもたちもいて、それぞれの力に合わせての熱演。

緊張のあまり、涙ぼろぼろ、それでも最後まであきらめずダジャレを発表する子ども。

座布団に座るまでが大変で、座ってみると、ただ座ってるだけでええ雰囲気を出しておもろい子どもを、生徒の個性いっぱいの表現を支える先生のやさしさや、失敗も失敗としないで救いとって笑いに変えていくユーモア溢れる声かけ。暖かい時間が笑顔の中に溶け込みました。

視覚支援学校盲学校には高等部普通科とさらに専攻科がありますねん。専攻科は按摩、マッサージの資格を取るクラスです。

いったん社会に出て、なんらかの原因で視力が低下した方が、鍼や按摩の資格を取りにきたりしてはって、そやから年配の方も来られます。

子どもから高齢者まで、おんなじ学校の中でわいわいやっていて、これがおもろいんでっせ。

ちょっとおもろい光景が繰り広げられたりしますねん。

私も大阪市立盲学校時代に、よう目撃した光景ですけどな。

生まれつき目が見えない小学生が、廊下の休憩所で、人生半ばで失明したと思われる結構年配のコワモテのおじさんに、「まあしゃあないがな、見えんようなってもまたええこともあるで、おっちゃん心の眼いうのを知ってるか。心の眼を開いたら結構楽しいで、がんばりや」と、はげましてるんですわ。そらまあ生まれつき見えてへん子どもにとったら中途失明のおっちゃんは、

まだアマチュアてなもんですわな。おっちゃんも「おおきに、おおきに」いうて、泣いてたりして、ほんまようわからん世界でっせ。

鳥取盲学校にもさまざまな思いを持って通われている成人の学生さんもぎょうさんおられました。

そんな方からは自然にええ人生の味が出てますわな。

ほぼ生活自体が落語家みたいな学生さん。人生の途中で視力を失い按摩の勉強をされている方の深い人生観のこもった語り……といえば味がありますが、まあ、そんな大変さなんか感じさせない軽妙な語りから、重々しさで大師匠の貫禄の方まで、そらもう、爆笑の連続でした。

私もそうでしたが、やはり障害があるからといって、引っ込んでいるという気持ちが表に出るということはあまりなく、むしろ見てほしいという気持ちのほうが強くなって、前に出てくるんですな。自分の障害を自分でみとめたとき、あるいは仲間がいると知ったとき、こう、体の中から沸き起こる何かがありますねん。自分の存在を伝えようとする力になるんでしょうね。

あっというまの講演会が終わって玄関に出てみると、もうみんな先回りしていてくれて、なごりおしい撮影会やら、はぐはぐタイムッやら、また来ようと心の底からそないに思いましたな。

講演とか出演とかそんなんやない、ぶらっと来ても、「ああようきんさったなあ」と、人懐こい言葉が飛び出して声をかけてくださりそうな、そんな穏やかな養護学校の空気がまだこの鳥取盲学校に残ってましたな。